紹介してもらった物件のなかにはとんでもない物件もありますので、そうしたものについて若干触れておきましょう。たとえば自殺があった部屋。当然こうした部屋には誰も入りたがらないと思いますが、こうした事実があったことは不動産屋はきちんと説明しなければいけません。物件に関する書類のなかには、都庁の指導で、「重要事項に関しては事前に説明しなければ幽霊がかならず出るという事実そのものが、曖昧さを含んでいるものですから、明示する必要はないのです。
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ただし、そういう噂がつきまとう部屋は、当然のことながら、家賃は安くなっているはずです。実際、そういう部屋は、結構ありますよ。僕たち不動産屋は、結構そういう噂も聞いていますから、紹介するときは、半分マジで半分冗談で「ここ、お化け出るけれど大丈夫?」と確認します。五、六年前のことですが、やはり、そういう物件がありました。入居を希望する強そうなお兄さんに、そのことを告げたら、「僕は大丈夫ですよ」というんで、さっそく入居したのですが、入居したつぎの日に出ていきました。